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アメリカ製のブツ

 投稿者:小太郎@管理人  投稿日:2010年 6月 9日(水)22時34分2秒
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  本日入荷しました!
アメリカ製のオイルは十数年前のバルボリン以来かも?


で・・ある所から鉱物油の説明を抜粋↓少々加工

オイルの良し悪しが、決して何々規格の何クラスで決まらない事を分っていただければ幸いです。とある雑誌でのテストですが激安米国製鉱物油と国産鉱物油、化学合成油の三者比較テストが掲載されて興味深い記事となっています。 結果は予想通りで、国産鉱物油よりも激安米国製鉱物油の方が優れている結果となっています。 ただし、国産フルシンセティック・オイルを鉱物油とオーバースペックなテスト比較しているのは、鉱物油にとってとても可哀想なものでしょうけれど・・・・・・。


鉱物油は、正式名称を流動パラフィン(ただし、北米ペンシルバニア産原油から精製された鉱物油の事 )と呼ばれ、1866年に初めて潤滑用鉱物油として製造されました。 エンジン用鉱物油は、原油から精製されたミシン油(ベースオイル)に各種添加剤が配合して作られ、潤滑オイルとして永い歴史を持っています。 最高使用温度については150℃以下ですが、エンジン内部の温度からすると充分と言えます。

この鉱物油は、それまで問題になっていたエンジン・バルブ周りの焼き付きを解決する画期的なオイルでした。 それでバルブ・オイルと呼ばれ、開発した製造メーカーはバルボリンと呼ばれる様になりました。鉱物系エンジンオイルの永い歴史の中で各種多様な添加剤が開発され、鉱物油には30%も添加されている場合もあります。

気になる潤滑能力ですが、ベースオイルが原油から精製されただけに産油地によって化学的成分比率が異なります。 ある種のオイル規格が、他地域ナフテン系の原油とペンシルバニア原油のブレンド比率で示す通り、中近東産混合基油から作られたオイルは、ペンシルバニア産に比べ潤滑性が劣ります。 日本国内で製造されている鉱物系エンジンオイルは、中近東産原油から作られているのでお勧めは出来ません(決して悪いと言う事ではなくて、コストパフォーマンスが良くないとの意味)。 また、有名外国ブランド(海外では禁止されているブリキ缶に詰められている)ながら、中身が国産のオイルが相当なマーケットを占有しているのも事実です(舶来コンプレックスをくすぐるビデオカメラやデジタルカメラの外国ブランド・レンズと一緒。しかし光学技術では日本が断然トップレベルだから、クオリティーは外国製より上)。

米国製のエンジンオイルでは、ペンシルバニア産原油から精製されたパラフィン系鉱物オイルに優れた潤滑性(ジェット・エンジンにも充分に使えるのでエステル系は不要だった)が有りますが、 石油井戸の枯渇からパラフィン系鉱物油の民間への供出に制限が始まった結果、民間用にはアラスカやメキシコ産原油にシフトしているのが実情です。 しかしながら、それでも中近東物に比べれば格段に優れた潤滑性を持っています。

パラフィン系鉱物油がナフテン系鉱物油に比べて潤滑性が高い理由は、どの参考書を見ても今のところ明快な説明は見つかりません。 以下、推測の域を出ませんが分子が鎖状のパラフィン系と環状のナフテン系では、分子表面積に大きい差があります。分子が鎖状ですと分子表面積が大きく、 電気的な分子間吸引力が大きくなり、油膜も強くなると考えられます。それに対して分子構造が環状では分子表面積が小さく、分子間吸引力の低下が油膜の弱さの原因と考えられます。 逆に、これらの原油から直留ガソリンを精製した場合、環状のナフテン系の方が分子間吸引力が小さいので霧化しやすく、化学的安定性が小さいので燃焼速度の速いハイオクタンなガソリンになる結果となるのでしょう。 戦前、原油の採掘地域の違いでガソリンのノッキングの発生度合いが異なり、技術者を悩ませた結果、オクタン価と言う基準を作る様になったのも、鎖状と環状炭化水素の化学的性質の違いが原因と考えられます。


難しい化学の話でスンませんでした
 
 
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